浪人でクズだったけど一念発起して医学部合格した話【ホスト浪人生】

大学受験

浪人生は、生活リズムが崩れたりしてしまい、
自分のことをクズだなと責めてしまうことも多いのではないでしょうか?

おそらく、浪人生だったら誰しも同じ経験をしていると思います。僕は3年間の浪人生活の中で、やべー、この人クズだなと思ってしまった友人がいます。でも、その友人は最終的に医学部に合格しました。

その友人は人としては、すごい良いやつです。いまでも、地元に帰省したときに飲みに行ったりしています。

この友人の話を聞けば、「自分は勉強しているし、マシだな」「もう少し、頑張ろう」と思えると思います。浪人時代は、半分ニートのような立場ですし、自分を肯定することは難しいと思います。

このストーリーを聞いて、すこしでも元気になって勉強をほんの少しでもしてくれれば嬉しいです。

全然勉強しないおれは、クズだ

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浪人で出会ったクズだなと思った友人のはなし 【人としてはめっちゃ良いやつ】

浪人で出会ったクズだなと思った友人との出会い

今回出てくる友人との出会いは、1年目の浪人時代でした。実家ではなく駿台の寮で勉強することになった僕は、浪人生活に対して、不安でいっぱいでした。そんなとき、駿台で、同じクラスかつ医学部の特別指導を受ける彼と出会いました。

高校は違いましたが、となりの高校出身でした。そこで、意気投合して、色々とはなしました。色々話していると、彼は、2浪目で1浪目は河合塾にいたようです。

1浪目でまだ、浪人初心者だった僕は、彼に2浪といわれた瞬間に敬語になってしまいました。しかし、浪人界隈では、多浪でも、敬語を使わないことが当たり前だったので、「敬語をつかわないでくれ」と彼には言われました。これが彼との出会いでした。

浪人でクズ生活して、ホストをしていたはなし

彼の1浪目について、いろいろ話していると、本当にやべーな、と思うエピソードがたくさん出てきました。予備校には週に1回しか行かなかったり、パチンコいったり、お酒を飲んだりしていたことを聞きました。その中で、最もやべーだろと思ったエピソードは

「ホストをしていた」

ということです。

しかも、そのホストをやっていたとき、ホストを本気でやっていて、お店の若手のなかで一番の売上を叩き出すようになったのです。ホストの特集の雑誌みたいなのにものっていました。

若手ナンバーワンになるために、お客さん一人一人の詳細を書いたプロフィールをノート数十冊にまとめていたのです。いや、そのぶん勉強していたら絶対、1浪で合格しただろと突っ込みたくなりますよね笑。

ここからは1浪目ホストをしていた友人を『ホスト浪人生』と呼ばせていただきます。

他にもヤバイエピソードがります。

【1浪目】
寮の屋上で花火をやって、お酒を飲んで怒られた。
寮のみんなでツタヤからDVDを借りて、回し見していた。
遊んでばかりで、予備校に行く暇がなく、週休6、つまり週1回だけの登校だった。
お金が増えるATMといって、友達とみんなでパチンコに行っていた。

まじでヤバイ人だなと話を聞けば聞くほど思いました。

それでも、一緒に勉強したり、夕飯を一緒に食べたりしたのは、ホスト浪人生が人として、いいヤツだったからです。

ホスト浪人生は2浪目、そこそこまじめにやっていましたが医学部に全て落ちました。僕も、その年全部落ちてしまいました。

全部落ちたことがわかって、僕が部屋に閉じこもっているとき、ホスト浪人生も落ちていてつらいはずなのに、すごい励ましてくれたのです。勉強はしないかもしれませんが、ひととして、ほんとにいいヤツです。

『ホスト浪人生』更生して医学部に合格

1浪目ホストをしていた友人を『ホスト浪人生』と呼ばせてもらっています。

ホスト浪人生は、3浪目実家から地元の予備校に通うことにしました。僕も2浪目地元に戻って、同じ予備校に通う事になりました。田舎なので、浪人できる予備校がそこしかなかったので必然的に同じ予備校でした。

ホスト浪人生は、3浪目たまにさぼることもあったものの勉強は継続していました。平日は、基本的に1限に間に合うように登校して、土日も朝から夜まで勉強していました。

そして、結果として、ホスト浪人生は医学部に合格できたのです。

人は、やろうと思えば変わることができるのです。本人がやる気を出せば、過去にどんなことをしていても変わることができることをホスト浪人生が示してくれました。

浪人で自分をクズだなと思っているひとへ

浪人して、予備校に行くときに、スーツを着ている人をみたり、学生服を着ている人をみたり、親が出勤していく姿をみたり、音を聞いたりすることはツライと思います。精神状態も良くないし、勉強が手につかないのもときには、仕方がないのです。

でも、このホスト浪人生よりあなたは遊び呆けていますか?おそらく、ここまでクズな浪人生になることは難しいのではないかなと思います。

こんなふうに、ホストをしていた浪人生も、心をいれかえて勉強すれば、医学生になることができたのです。このことは、自分をクズだと思っている人みんなに勇気を与えてくれるのではないかなと思います。

いま、勉強ができていなくても、1時間、30分でいいから勉強を始めてみてください。少し、世界が変わるはずです。

そして、いまの浪人生活も長い人生では、いつか、笑い話になるだろうなと考えてください。実際、3年間浪人した僕は、大学で3浪という話題をだせば笑いが取れていいネタになっています。

いまは、ツライかもしれませんが、ホスト浪人生より遊んでないなら、クズではないです笑。合格をつかみとれるように、少しだけでも自分をかえてみてください!応援しています!