大学受験に臨むからには失敗したくないですよね?
僕は私立も含めれば3浪した間に10回近く大学受験で落ちています。
成功する方法は数種類あり、人による部分もあります。
しかし、失敗した人は共通したマインドや行動をとっていると思います。
本記事では3浪して旧帝大学医学部に合格した僕が、家庭教師を3年間して成績が上がった生徒と上がらなかった生徒をみてきて感じたことを解説します。
また、自分自身、友人の話もからめて解説します。
周りと成績を比べる
周りと成績を比べてダメになる人は多いです。
みなさんの周りにも優秀な成績を取っている同級生がいると思います。しかも、優秀なのに勉強量が少なったりしますよね。この現実をつきつけられると勉強しているのがバカらしくなります。
ぼく自身がこの経験をしました。毎日睡眠時間を削って勉強していましたが全然かなわない同級生がいっぱいいました。
勉強しても勉強してもかなわないのできついですよね。でも、あなたが目指しているのは周りの同級生と同じ成績を取ることではないはずです。
志望校の合格をつかみ取ることが大学受験の目標です。
過去の自分より成績が良くなっていれば合格には近づいています。
たとえ模試の問題が合わないときに成績が下がってしまっても勉強は前進しています。
この世には効率が良い人間や遺伝でIQが高い人間がいます。僕は旧帝大学医学部に入れましたが現役のときは毎日10時間勉強しても偏差値50以下でした。
でも浪人を通して自分は周りの効率の良い人間にはなれないことに気づきました。それと同時に継続していると少しずつですが成績もよくなって前進して過去の自分に勝てている実感がありました。
成績の見せ合いなどをしても成績は良くなりません。過去の自分より前進できているかに集中して勉強を頑張りましょう!
勉強習慣を作れていない
家庭教師の生徒の話になりますが勉強習慣を作れていない生徒はなかなか成績が伸びません。勉強習慣を作ることは難しいですが様々な工夫をすれば勉強習慣は作ることが可能です。
何にどれほどの時間を使っているかを把握する
この記事を読んでくれていて勉強習慣がなくて困っているという人は読みながら考えてみて下さい。今日、もしくは昨日朝起きてから寝るまでの間の行動を思い出してください。その中でネットサーフィンをしたりゲームをしたりYouTubeやSNSを見たりした時間を思い出してみて下さい。結構な時間を使ってることが分かったと思います。
志望校に合格したいという強い思いがあるならこの無駄な時間を0にしてください。1~2年ゲームしなかったりYouTube見なかったりしても死なないです。
合格したいという強い思いがあるならほんとに無駄な時間は0でよいと思います。
勉強がコンスタントに10時間以上できる習慣ができてから気分転換にやってもよいと思います。
家で勉強しないのに外に行かない
家にいて勉強しない人も学校では勉強します。授業中ずっとスマホいじっている高校生とか基本いないです。つまり誘惑がない環境に身を置けば勉強できるのです。
家にいると勉強に集中できないことは家で勉強できないと普段から感じているならわかりきっているはずです。家庭教師の生徒でも家にいると勉強できない子にはカフェや図書館に勉強しに行くように言っていました。実際に行ったときは宿題が終わっていました。
勉強するための場所まで行くのに時間がかかる場合でも家で全然勉強しないよりましです。移動時間などは英単語などを流し聞きしていれば勉強になります。
ぼく自身、家で勉強できないタイプだったので家にいると誘惑が多くて勉強できない人の気持ちはすごい分かります。めんどくさくても予備校や図書館に行きましょう。
3浪したからこそ言えますが1年間毎日予備校いくよりさらに1年間勉強しなきゃない立場になるほうがめんどいです。
メンタルのコントロールが苦手
大学受験は長期戦です。淡々と勉強を続けることができるメンタルが必要です。
したがって、メンタルをうまく保てないと合格はできません。
メンタルをコントロールするために生活リズムは一定である必要があります。
休日や長期休暇でも毎日同じ時間に寝て、起きて勉強するというリズムを保てないと合格は難しいです。
そして、睡眠時間を最低6時間はとりましょう。とれるなら7時間とってほしいです。3年間の浪人、家庭教師3年間を通して受験で成功した人は最低6時間は寝ていました。
僕は現役のとき3時間睡眠でがむしゃらに勉強していました。
しかし、記憶できていなかったのです。さらに睡眠時間が少ないとメンタルもダメージを食らいます。
と悪循環のサイクルに陥ってしまいます。
そして、模試が悪かったときの対処法は考えておきましょう。模試で悪い成績をとるとどうしてもメタルにダメージが大きいです。僕はジョギングしていました。
でも、成績が悪くても落ち込む必要はありません。僕は合格した年でもE判定を取った模試もあればA判定取った模試もあります。
極端なことをいうと受験する大学が出題する問題さえ解ければ予備校が作った問題は解けなくても合格します。
だからE判定でも落ち込みすぎる必要はありません。実際、僕の模試を見てもらえばわかりますがいい成績だけではないです。→「模試の成績公開①~河合塾編~」
ただ1つ大事なこととして模試の復習は模試が終わったら受験した日、遅くとも次の日にはやらないと模試を受ける意味はありません。ここは頑張りましょう。
まとめ
受験は自分との戦いです。周りと比べないようにできるかは自分次第、勉強を継続できるかも自分次第、メンタルを保てるかも自分次第、生活リズムを保てるかも自分次第です。
自分との闘いに打ち勝ったときはじめて第一志望校合格をつかみ取ることができます。受験には一人一人別々の物語があります。努力が報われるとは限りませんが努力をしなければ絶対に報われません。
たとえ不合格でもやってきた努力は人生のアドバンテージになります。
これを読んでくれた受験生が全員合格すると願っています。