医学部の再試にかかって留年の危機?【再試を乗り切る方法】

医学生

医学部で再試にかかったことがある。もしくは現在再試にかかってしまっているひとならわかると思いますが、めっちゃ焦りますよね。なんで、あんなに徹夜で勉強したのに再試なんだよ。・゚・(ノД`)・゚・。となると思います。

授業を1度も欠席せず、勉強もそこそこにしていたのに再試にかかった理由と、反省点を踏まえてどうすれば再試にかからなかったかを反省します。再試にかかりたくない、再試にかかってしまったという人の参考になれば嬉しいです。

再試にかかって、絶望

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再試にかかったときの絶望

授業中に、教室がざわめいた。
何事かと思ったらみんながスマホをみて、コソコソとはなしをしている。僕もスマホをチェックした。LINEの通知がきていることに気づいて、LINEを開いた。
本試験の結果が学年LINEに流れて来ていた。
そして、再試の人の学籍番号がズラッと書かれていた。

約50人。
その再試の学生番号の中に自分の番号を見つけてしまった。絶望した。

というのが、僕が初めて再試にかかったときのことです。毎日、前から3列目の定位置で1度も遅刻・欠席せず、勉強していました。部活の先輩から、情報収集もしていました。

真面目にやっていたので、再試にかかるわけがないと思っていたので、ほんとに絶望しました。再試を乗り越えられない場合は、留年か?という焦りと、不安がありました。

なぜ、再試にかかったのかを分析していきます。

医学部の再試にかかった理由

再試にかかった理由は、まったく余裕のない生活をしていたことが大きいです。
週2回の部活に、週4~5回のバイト、勉強時間ないですね。バイトも部活も1日じゅうあるわけではなかったので、バイト前、バイト後に勉強はしていました。昼休みも勉強していました。しかし、余裕をもって、テストをむかえることができるほどの勉強時間を確保できていませんでした。

部活の活動費や、生活のためにやっていたのですが、そんなにお金かせぐ必要なかったなといまさら思います。

また、再試になった科目は、毎年再試が数人という科目でした。先輩からも過去問だけやっておけば、どうにかなると聞いていました。しかし、上の学年からの情報がみんなに伝わり、僕たちの学年はみんな勉強しませんでした。すると、例年より平均点が低く、教授がき怒り、例年より、再試の基準を上げたみたいです。

時間がなかったので、再試の人数が少ない科目より、再試になると留年の可能性があるヤバイ科目を中心に勉強していました。再試にかかったのは、先輩からの意見を参考にして、手を抜いていいと思っていた科目を徹底的に手を抜いたことが原因でした。

医学部の再試にかかると留年の危機?

医学部は、すべて必修科目なので1つでも落とすと、留年の危機です。これだから、再試になるとヤバイのです。

もちろん、教授が優しい科目は、再試がだめでも、レポート、面談での救済があります。

しかし、僕が再試になった科目は教授が、点数が低いことにキレて、合格の基準を上げたのです。再試を連絡する張り紙にも、再々試験は行わないと書かれていました。ほんとに、留年の危機で焦っていました。

医学部の再試の乗り越え方

残念ながら、再試をのりきることができない人もいました。しかし、僕はどうにか乗り切りました。

どうやって、乗り切ったかというと、まず、再現されたそれぞれの問題が、どの講義資料に対応するかを、探しました。そして、その周辺の知識を入れるために、教科書をつかって、解答を自分なりに作りました。本試験だけではなく、過去問もどの問題がどの講義資料のどの部分に対応するかを調べました。そして、本試験同様に周辺の知識を頭にいれるために教科書やネットを使って、知識を集めまとめました。

とにかく必死にまとめては、暗記するという作業をしました。再試まで、比較的時間もあったので徹底的に勉強しました。

先輩や頼りになる友人にも相談して精神を安定させることができたことも再試を乗り切れた理由です。周りに頼れるひとを作れるような人付き合いは医学部では大切です。

どうすれば再試にかからなかったか?

再試にかかった理由は自分のキャパを知らなかったからです。

僕は、3年間浪人して、しかも、合格者最低点で医学部に滑り込んだ人間です。現役や1浪で合格できた医学生と同じ勉強量では足りなかったのです。週5~6で部活やって、遠征いって、授業は最低限だけ出る。でも、成績は良い。みたいなひとも医学部にはいますよね。

そういうひともいるから、自分も大丈夫だと思っていたのです。土日はバイトがあるといっても、2~3時間の家庭教師だし、勉強時間はそこそこあるなと思っていたのです。

さらに、再試になる人がほとんどいないし、過去問だけやっておけばいいや、と思って勉強に臨んだことも反省点です。手を抜いたというよりは、前半のテストであまり点数を取れなかった科目に勉強時間を割きすぎたのです。

各科目の勉強時間のバランスの見極めや、自分の能力など、を見極めることができていれば再試にかからなかっただろうなと思います。再試にかからないようにするには、自分の能力を見極めた上で、本試験を乗り越えることができる勉強時間を確保することが大切だと気づきました。

まとめ【再試になってもどうにかできる】

再試になると、かなり焦るので再試にかからないようなスケジュールで生活することをおすすめします。

もし、再試にかかってしまったら、周りの人に助けを求めましょう。先輩や友人、親でもいいと思います。誰かに話しを聞いてもらえると冷静になれます。再試になっても、留年さえしなければ良いみたいなところはあるので、最後まで諦めないでください。

再試にならないような部活、バイト、プライベートの時間の使い方をして、学生生活を全力で楽しみましょう!