高3生や浪人生は、基礎はいいからある程度難しい問題をたくさん解こう、と考えている人も多いかもしれません。
しかし、受験では基礎が大事です。そのことはみんな知っていますよね。
東進の「大学合格基礎力判定テスト」は高1、高2の人も受けます。一方、高3生、浪人生も受けることができます。
僕は旧帝大学医学部に合格した年はこの模試を年3回すべて受けました。そのときの模試の成績を公開します。さらに、難易度や受けるべきか受けなくてもいいか解説します。
大学合格基礎力判定テストの難易度はどれくらい?
インターネットなどでは「センター試験よりも簡単で受験生が受ける意味はない試験だ」という意見もあります。しかし、そうは思いません。
僕の第3回12月に受験した大学合格基礎力判定テストの得点率を見てください。
このあとのセンター試験は797点でした。東大理1、理2に出願する人の平均が800点前後です。
つまり、それくらいの実力が合っても100%を取れないのです。
2次試験で使う科目である数学、英語すら90%も取れていません。
第3回が失敗したのかというとそんなこともなく第1回、第2回も同じくらいです。
この成績をみて僕の河合塾や他の東進の模試を見てください。この模試は基礎力をはかるものですがとても簡単であるということはないです。
むしろ基礎力をしっかり計測するための問題が多いです。
そして、1問1問の正答率と自分の正解、不正解がすぐ分かる成績表となっています。
基礎力をつけるために必ず受けるべき模試です。
大学合格基礎力判定テストの成績公開
第1回5月大学合格基礎力判定テスト
第一回の成績はこの程度で、私立の医学部にも全然足りない基礎力という判定です。
間違っている問題は正答率が低い問題が多いですが、ときどき正答率70%代、80%代の問題も間違っています。
自分が基礎力ができていないことを痛感させられました。
第2回8月大学合格基礎力判定テスト
第2回も成績はそんなに良くないですね。僕の基礎力は一般国立大学のボーダーを少し超えているくらいという判定です。一般国立医学部ではなく、普通の学部の国公立大学なら入れるよという判定です。
そして、数学ⅡB低すぎですね。
このように、自分がどれだけ基礎力がないかを痛感できます。
受けるのがめんどうくさいと思う人もいるでしょう。しかし、もう1年受験勉強するより年3回基礎力を確かめて、合格してしまったほうがめんどうくささは小さいと、3浪を経験した僕は思います。
第3回12月大学合格基礎力判定テスト
全体の得点率は今までの中で一番マシかもしれません。しかし、私立の医学部にも入れない基礎力しかないといいう判定です。
たぶん、この模試かなりむずかしいです。それか僕の基礎力がよっぽどなかったのかもですね。
しかし、第1回や第2回と違い、正答率が70%代や80%代の問題を間違えていません。
成長していることがわかります。3回すべて受けることで自分の基礎力の成長がこのような形でわかるので3回受けることをおすすめします。
まとめ
「大学合格基礎力判定テスト」は基礎力と名前についているし、高1生、高2生も受けるので受験生は受ける気がない人が多いです。しかし、成績が細かく出て、復習するための教材ももらえるので基礎力を築くのに最適な模試です。
多くの受験生は第一志望に合格できません。みんな基礎力を大事にしていないのです。医学部は学校によっては倍率が10倍以上です。その中で合格するためにはみんなと同じことをしていてはだめです。
だからといって、とてつもなく難しい問題を解くことも本質から外れています。受験で大切なことは、基礎を固めてそれを応用する力を身につけることです。
面倒に感じるかもしれませんが、合格したい人は「大学合格基礎力判定テスト」を受けてください。応援しています!