医学部受験の予備校選び

受験・勉強法



この記事で分かることは1年間実際に通って授業を受けた医学生が各予備校を比較して感じたこと、医学部・難関大学に入るにはどこがおすすめなのか、宅浪はどう思うかということです。

 

3浪して渡り歩いた予備校の比較

3年間も浪人をしているといろいろな予備校を渡り歩いちゃいます。それでは現役のときに通った予備校から順に解説していきます。(3浪目が成功した年なのでそこだけでも読んでもらえると嬉しいです。)

現役:代ゼミ、河合塾マナビス

まず代ゼミ。代ゼミに通っている人には申し訳ないですが現在良いうわさは聞きません。ぼくが通っていたときに代ゼミと契約していた地元の塾が河合塾マナビスとの契約に変更したから河合塾マナビスになったという経緯があります。また、良い講師は東進にお金の力で取られ、模試の質も数年前の時点でかなり悪かったです。特待生制度がかなりあるみたいなのでそれ目的の人はいいかもですがおすすめはしません。

河合塾マナビスは現役生向けの塾ですがトップ講師が映像授業してくれいたりします。学校の授業が充実している地方の進学校などの人は消化不良を起こすと思うのですくな目に授業を取って授業の補助として使うのはありだと思います。都会で基本は予備校で勉強しろスタイルの学校の人はマナビスのテキストを信じて3周くらい映像授業みて頭に叩き込めば現役でも医学部に合格できるくらいの実力はつくと思います。ただ背伸びをせず自分の今の実力に合ったレベルの講座を受講することが大切です。ぼくは背伸びして理解するのにとても時間がかかる講座を取ってしまい失敗しました。地方の医学部だったら基本だけできてれば100%受かります。ほかの学部と問題が同じ大学も多いのでそりゃそうですよね。

1浪:駿台

医学部受験で市ヶ谷とか有名ですよね。ぼくは市ヶ谷ではないですが地方都市の駿台に寮から通いました。

メリット

意識が高い人が多い、医学部志望が多い、テキストが薄くやる気が出る、やりたい参考書もできる、席が固定

デメリット

授業のレベルが高い先生がいる、物理が微分・積分、テキストの解説部分が少なすぎ、参考書を自分でやらないと足りない、自由な席に座れない

メリットから解説します。駿台はほかの予備校よりも東大、京大、医学部を目指す人が多いというイメージがあります。そのためか他の予備校から渡り歩いてきた猛者から聞きましたが遊びに行く人が少なく、自習室も人がいつもいます。周りに同じ目標を持つ人が多く、だらける仲間もできにくいので環境に流されやすい人はいいと思います。テキストについてですが駿台は基本事項があまり書いていないテキストの構成になっていますので勉強の軸となる参考書は持っていて基本は自分でできる、または自分でやりたい参考書があるっていうひとには良いと思います。座席についてですが毎週席替えがあります。指定されています。したがって、席を取るために早く行ったりする必要もなく席に関しては安心して授業に臨めます。

デメリットとしては学生のレベルが高いということは授業のレベルもテキストの問題のレベルも他の予備校に比べて高いように感じました。基礎の基礎からやりたい人、自分で参考書を進めるのが苦手な人には向かない授業だと思います。また、朝いちばんで行っても席が取れなかったり、どうしても前で受けたい授業があっても受けることができないことはデメリットですよね。

2浪:河合塾(地元の予備校)

2浪目は地元に戻りました。河合塾と書きましたが地元の予備校が河合塾と契約してテキストを河合塾のものを使わせていただいているという感じでした。それゆえに、講師は河合塾の講師ではありませんでした。しかし、長期休暇は映像授業など河合塾の講師のものを受けました。河合塾に実際に通っていた医学生の話も考慮しながら解説します。

メリット

テキストがしっかりしている、基礎の基礎から学べる、席が自由

デメリット

テキスト以外に手を出すと消化不良を起こす、席が決まってない、生徒のレベルが広い

メリットから解説します。河合塾はテキストがしっかりしていてこれさえ完璧にすればどこの大学でも合格できると思います。とても見やすいですし英語の文法書やイディオムの冊子も渡されるのですがこれほんと網羅されています。自分の今のレベルに合った授業を取ることはもちろん大事ですがテキストの問題が良問なのでどのコースでも基礎を学べる問題がついています。(物理、化学は難しくないほうのテキストで十分旧帝医学部合格できます。難しいほうのテキストはオーバーワークです(汗))また、席が自由なのでどうしても前で受けたい授業は早くいけば前で受講できます。

デメリットとしてはテキストがかなり充実しているので自分で買った参考書を中心に勉強しようと思っている人には向かないと思います。また、席が決まっていないので人気講師の場合は後ろの席になってしまったり立って聞かないといけない状況が生まれるみたいです。(ほかのコースの人が授業にきてしまうため)また、生徒のレベルが幅広くパチンコや飲みに行く人が結構いるみたいです。ぼくの知り合いは河合塾の時代はホストやっていたそうです。その彼は最終的に私立の医学部に合格しましたが(笑)。したがって、周りに流されやすい人は気を付けなければいけません。

3浪:東進衛星予備校+スタディサプリ

合格した年は東進衛星予備校で通年講座は地理のみを受講していました。5~6月くらいからスタディサプリも始めました。

まずは東進衛星予備校から解説していきます。

メリット

先生の質が高い、授業の予定を自分で組める、講座を自分で選べる、模試をいくら受けても無料、

デメリット

自主的に授業を受けないと溜まっていく、既卒性が少ない、質問ができない

メリットから解説していきます。噂で「金」で人気講師を集めていると聞いていました。模試を受けた後に全教科の解説を聞けるのですがほんとにわかりやすいし面白い。ここはかなりの強みだと思います。また、自分のペースに合わせて授業を組めるので苦手科目などを2回以上授業見ようと思えば可能です。また、早く授業を受け終えて1年の後半は自習中心にするなど自分でカリキュラムを考えて勉強を進めることができるのは良いところです。また、科目ごとに自分に合ったレベル、講師を選べるのも強みです。

模試についてです。旧帝大模試などをいくら受けても無料(最初の授業料に含まれている)だったのですべて受けました。模試を受けまくることは合格するためには必須なのでこの点も素晴らしいです。

デメリットとしては自己管理ができないと授業がたまっていきます。また、東進衛星予備校は現役生のほうが多いので友達と一緒に切磋琢磨して頑張るということはできない環境の場合が多いと思います。自分との闘いになるかと思います。またチューターが講師ではないです。地方の大学の工学部の人などがチューターとしてバイトしていたりするので旧帝大学や難関私立大学の過去問などの難しい質問には答えれないことが多いです。それをカバーするものとして添削講座や質問票というものがあります。ですが質問に対してすぐ答えてほしかったです。ここが最大のデメリットに感じていました。

次にスタディサプリについてです

メリット

安い、英語・化学が神、見放題、何回も見て復習できる、テキスト無料

デメリット

ペースを自分で作る必要がある、微妙な科目がある、模試なし

メリットから解説していきます。まず安いですね。ぼくが受験生の時は月額1000円くらいでした。現在は1980円ですがそれでも受ける価値あります。特に英語と化学は神です。この2科目についてはスタディサプリのおかげで理論的な思考が身につきました。見放題なので自分に合わない科目は途中で見ないという選択もできます。また、自分にあったペースで勉強を進めることができます。テキストもPDFでダウンロードできるのでiPadやSurfaceを持っているひとはかなり楽です。(大学入ったら99%使うと思うので買ってもらっていいと思います。)

デメリットとしては自分でペースを決めるのである程度の自制心がないとやらないと思います。やらなくても特におとがめもないので。また、全教科スタディサプリで勉強しようと考えている人もいると思いますが正直いって微妙だなという科目があります。講師を確認しましたがぼくが受けたときと現在でほぼ変更ないので書いておきます。(以下の記述は筆者の多大なる偏見が含まれていることを理解したうえで参考にしていただけると幸いです。)

神➡英語(関先生)、化学(坂田先生)

かなり分かりやすい➡英語(肘井先生)

分かりやすい➡現代文(小柴先生)、古文漢文(岡本先生)

受けてもいいんじゃない?➡地理(鈴木先生)

自分で演習したほうがいいな➡その他の科目

効率よく完璧にできるのは化学と英語だけかなと思います。ほかの科目は参考書やほかの予備校での授業による補完が必要だなと個人的には感じました。(繰り返しとなりますが筆者の多大なる偏見が含まれていることを理解したうえで参考にしていただけると幸いです。)

模試についてなのですが河合や駿台などは外部からも申し込みできるので受けに行きましょう。受験の強制力がないのはやはりデメリットです。

宅浪について考察したあと「まとめ」作っておくのでよかったら読んでください。

医学部目指すなら宅浪も良いと思うわけ

宅浪は良くないという意見を多く聞くと思います。しかしぼくの周りに宅浪で合格した人もいます。また医学部に入ったら授業はありますが部活に入ると大学行かないで授業中配布されたプリントだけでテスト通さないといけないという状況の人が結構います(笑)。そこで独学力をつけておくのは良いことですし今の時代は動画で授業受けれるので必ずしも予備校に行かなくてよいと思います。Youtubeなんかでも数学などの問題が解説されています。ただし注意点があります。

・基本は図書館などに行き、家で勉強しない

・毎日決まった時間に勉強場所に向かう

・家事を少しでいいから手伝う

家にいると特に母親が専業主婦でずっと家にいる場合などはお互いストレスを感じます。必ず毎日外に出ましょう。つらい日は休憩多めでもよいと思うのでとにかく外に出ましょう。外出する時間は8:00など毎日決まった朝の時間に出るべきです。そうすることで社会の一員感が出ますし、精神状態もある程度は保てると思います。ちなみにぼくが東進で1教科のみ通年講座を取った最大の目的は自習室を確保するためです。

そして最も大事なことは家事を少しでいいからやりましょう。毎日夕飯の後の皿洗いとか食器を運ぶのを積極的にやるでもよいので気分転換兼ねてやりましょう。母親が味方についてくれますし家族全体からの応援も受けれる雰囲気を作り出せると思います。これはかなりでかいです。ちなみにぼくは毎日9:00~22:00予備校に行って、帰宅後夕飯を食べていました。一番最後だったので感謝の意味も込めて家族全員ぶんの茶碗洗いを欠かさずやっていました。

まとめ

お金や周囲の理解も浪人するにあたっては重要な要素です。お金については今の時代は予備校行かなくても授業を受けることができるのでそんなに問題にはならないかなと思います。選択肢は少なくなりますが「受験サプリやYoutube(東進衛星予備校)+自習」は可能です。このスタイルが一番ぼくには合っていたのでどこを目指す人にもおすすめします。

お金に制約がないならば

国立(旧帝)医学部➡河合塾

東大、京大、慶応、早稲田、難関私立医学部➡駿台

をお勧めします。「国立(旧帝)医学部は基礎」、「東大、京大、慶応、早稲田、難関私立医学部は基礎+応用力」が求められていると模試を1年で40回以上受けたり、過去問を力試しで解いてみたりして感じたからです。

ここまで書きましたが最後はどこに行っても自分の行動が合否を最も左右する要素です。浪人、受験はつらいことが多いですがその頑張りは人生において大きな宝になると思います。メンタルを壊さない程度にときどき休憩をはさみつつ長く頑張ってください!