医学部に多浪でも合格できる理由|→僕は多浪で旧帝医に合格しました

大学受験

多浪していると、医学部に合格できるのか、不安ですよね?

僕は、3浪しました。浪人中は、夜に眠れなかったり、身体が理由もなく重い、人と会いたくない、自分が惨めに感じる、などを経験しました。

特に、浪人を繰り返していけば行くほど、これらの症状は強くなっていきました。

現在、多浪しているひともつらいですよね(´;ω;`)

しかし、医学部合格をつかみとることができれば、周りを見返すことができます。さらに、多浪という他の人が経験しない苦しみを乗り越えたという自信にもつながります。そして、人の痛みがわかる医師になることができると思います。

そこで、僕が3浪して旧帝大学医学部に合格できたマインドや行動を紹介します。

みんな、多浪は受からないとか言うんだけど…

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多浪で合格するために必要な行動

勉強の継続・記録

当たり前ですが、合格するためには勉強を継続することが大切です。

このとき、どの科目をどれくらいの時間・量やったかを記録をしてください。なぜなら、科目毎の勉強の偏りがあり、全体の成績が伸びていない可能性があるからです。

医学部に合格するために必要な能力は、全科目がオールラウンダーにできる能力です。数学だけがずば抜けてできたり、国語だけがずば抜けてできる能力が求められているわけでは無いのです。

僕は、2浪目までは、医学部は理系だからと、理系科目に時間を割いていました。しかし、これは、医学部に合格するにはセンター試験(現・共通テスト)で9割とるためには適切な勉強法ではありません。

なぜなら、ほとんどの国立医学部では、国語や社会も他の科目と同じ割合の配点だからです。多浪している人ならわかると思いますが、センター9割とって地方の国立医学部に合格できない人はほぼいません。

また、私立にはセンター利用(共通テスト利用)入試があり、全体で9割とれるひとは、センター利用(共通テスト利用)入試で合格できます。

僕は、合格した3浪目は科目毎に勉強時間を記録していました。そして、国語と地理の勉強時間を2浪目までよりもかなり増やしました。

アプリで管理すると、1日の勉強時間も知ることができます。勉強を継続し、それぞれの科目の勉強時間の記録をとってみてください。

勉強できるくらいのメンタルには保つ

多浪生にとって、メンタルのケアはかなり大切です。なぜなら多浪生は、勉強を毎日継続しなければいけないからです。

僕は、浪人生のときは、常に劣等感を感じていました。そして、年数を重ねれば重ねるほど、親戚や高校のときの同期などからの評価が怖くなり、誰にも会いたくなくなっていました。

連絡をとってなかったので、高校までの友人とはいまでも連絡を取れていないというのが現実です。

多浪生の人は、自分を肯定できず、つらい状態の人が多いと思います。勉強しなければ、ニートと同じですし、メンタルを健康に保つことは難しいです。

僕も、浪人の期間は一度もメンタルが健康ではありませんでした。しかし、勉強できるくらいのメンタルは保っていました。

いま、多浪していてつらい人にも勉強できるくらいのメンタルを保ってほしいです。

誰かが家にくるときは、その人が帰るまで外で勉強する。大学に合格している友達と連絡を取らない。など多くのつらいと思うことからは逃げていいです。

でも、勉強からだけは逃げ出さないでください。勉強から逃げ出しさえしなければ、医学部に合格できます。そして、弱い立場の人の気持ちがわかる、医師になることができます。

多浪で合格できない理由

休憩も挟まず勉強をする

毎日10時間以上、勉強を頑張っているのに合格できない。という人もいますよね。そういう人は、少し休憩をとってみてください。なぜなら休憩をとったほうが、勉強したことが記憶に定着するというエビデンスがあるからです。

なぜ休憩したほうが記憶が定着するのかというと、記憶を定着させるには、脳全体に血流を行き渡らせる必要があるからです。ずっと、文字情報ばかりをインプットしていると脳の特定の部位しか使われず、脳が効率よく記憶できないのです。

休憩のときに大切なことは、スマホや映像をみないことです。「休憩時間はただ目をつぶる。」「呼吸に注目して瞑想をする。」「ただボーッとする。」など目を休ませて、脳にも情報を与えないことで記憶は定着しやすくなることが分かっています。

僕は、3浪目にこれらの記憶についてのエビデンスを知りませんでした。しかし、毎日、家族全員ぶんの茶碗洗いをしたり、土日はランニングをしたりして、勉強以外のリフレッシュもしていました。

2浪目までは、センター試験全科目(共通テスト)2回分を1日でやったり、15〜16時間、勉強して他のことは一切やっていませんでした。その結果、11回も医学部に落ちてしまったんですね。

毎日、勉強を極限までやってるのになかなか成績が伸びないという人は、「目をつぶる」「瞑想をする」「ただボーッとする」など正しい頭の休め方を実践してみてください。

プライドが高い

多浪していて、プライドが高いといつまでたっても医学部に合格できません。なぜなら、私立の医学部を受験しなかったり、国立でも偏差値が高い医学部にしか出願しないからです。

3浪して、旧帝大学を受験した僕がこんなことをいうと、お前もプライド十分高いだろ。と言われるかもしれません。たしかにそうです笑。

しかし、僕は、偏差値が低い医学部のセンター利用の判定がA判定だったこと。偏差値が低い私立の医学部も受験すること。私立の工学部も受験すること。なども考慮し、親にも許可を直接もらったうえで旧帝大学医学部に出願しました。

旧帝大学医学部に落ちていたら、私立の医学部にいくつもりでした。

お金の関係で、私立が無理という人は、ただの思考停止です。地方の医学部の奨学金を貰えば、入学金を含めて数千万円、奨学金をもらうことができます。

この奨学金は、医学部を卒業してから、特定の病院に数年間勤めなければならないというしばりはあります。しかし、本当に医師になりたかったら、それくらいのしばりは、別によくないでしょうか?

僕の家庭も親が普通のサラリーマンで裕福ではありません。国立の授業料ですら、自分の奨学金とバイト代で払っている状態です。

一度、プライドを捨てて、医学部の中でも偏差値が高くない私立の医学部も受験してみてはどうでしょうか?私立の一次試験を通ることの難しさを実感できると思います。

ちなみに僕は、2浪目まで、私立の一次試験にすら通る実力はありませんでした笑。

まとめ【継続さえすれば必ず合格できます】

多浪で最終的に成功するために一番大切なことは勉強を継続することです。なぜなら、勉強をし続ければ必ず学力は上がっていくからです。

たしかに、勉強を続けていても模試で成績が下がることもあると思います。しかし、模試は、もっているすべての学力を計測できるわけではありません。

勉強を続けていれば、模試の成績が上がったり、下がったりしながらも、全体としては必ず成績が上がります。

受験で成功する割合としては、現役、1浪が多いのが事実です。

しかし、多浪でも成功できないわけではないです。勉強を続けていれば必ず合格できます。

つらいことも多いと思いますが、周りが許してくれる限り、そして、自分が納得できるまで挑戦を続けてください!応援しています(๑•̀ㅂ•́)و✧