【三年間の浪人でつらかったことまとめ】

大学受験

浪人は一年間でもツライものです。それを三年間経験したぼくが解説します。そして、どうやって乗り越えたかを解説します。

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何がツライのか

 

➡身分がない

身分がないというのは結構きつかったです。毎日予備校に通っていましたが予備校に行く途中でスーツを着た社会人や制服を着た学生とすれ違います。すると自分が社会的にはニートに最も近い存在であり、必要ない人間のように感じていました。

また、1年のうちお盆やお正月に親戚と会うタイミングってありますよね。そのタイミングで親戚に顔を合わせたくなかったです。ぼくがどのような状況かを知らない親戚なんかは「どこに進学したの?」みたいに悪気なく聞いてきます。これ、ほんとつらかった。社会的に身分がないというのは勉強してなかったらニートと同義ですからほんときつかったです。

➡人間関係

頭のいい人は現役でいい大学に合格して恋人作ったり、部活したり、飲み会に参加したりとキャンパスライフをエンジョイしてます。今の時代、SNSをやってない人はいないと思いますし、嫌でもそういう情報は入ってきます。

毎日勉強以外のことをすることが許されていない浪人生の立場ではすごいうらやましかったです。価値観違いすぎてぼくなんか彼女と別れてしまいましたw。

友達作るのは高校生と違い、難しいです。3浪目とか半年くらい同年代の人とちゃんと話す機会がありませんでした。友達たくさん作って成功したという人はあまり聞きません。成功したい人は孤独との戦いになると思います。

➡勉強以外のことをすると罪悪感

浪人生といえど一人の人間ですから息抜きしないでずっと勉強しているとおかしくなってしまいます。しかし、自分が浪人生であるという認識は息抜き中も消えません。したがって、息抜中もお金を出してくれている親に悪い気がしてなりません。

ぼく自身、息抜きにゲームしたりYoutubeみたりとすることもありました。しかし、息抜きをした後に罪悪感をいつも感じていました。

➡休日なしで毎日同じことの繰り返し

浪人生に休日はありません。平日は勉強、土日も勉強です。ぼくが高校生のときは高校3年生のときでも文化祭や球技大会がありました。塾に行けば同じ高校の仲間もたくさんいました。

しかし、浪人してからはイベントはありませんでした。また、周りも知らない人ばっかりで友達もいませんでした。勉強しないとライバルに追い越される焦りや現役生が後半に伸ばしてくることを予備校でも何回も言われていました。それゆえに、怖くて丸一日さぼるなんてことはできませんでした。浪人したら毎日勉強です。

➡模試で悪い判定を取るとめっちゃ落ち込む

浪人すれば成績は確実に上がると思っていました。しかし、甘かったです。同じ人間なのでいきなり成績が上がるはずもありません。毎日10時間勉強しても志望校の判定はしばらくはE判定でした。

たまにC判定とかとれた、よっしゃーと思うと次の模試ではE判定なんてこともありました。こういう時はぼくは夜にジョグをしながら叫んでました。それくらいストレスたまっていました。

 

こんな感じでとりあえず浪人はだれでもつらいと思います。ではこれらをぼくはどうやって乗り超えたのか解説します↓。

 

浪人を乗り越えたマインド

 

➡自分の存在意義を作り出す

ぼくは1浪目は寮から予備校に通っていました。2浪目は実家から予備校に通いました。

2浪だし実家にいるとさらに肩身が狭かったです。そこで、毎日家族全員ぶんの食器洗いをしました。すると勉強だけではなく家族のためにも働けているので自分の存在意義のようなものを見出すことができました。また、家族全員が応援してくれていたように感じることができました。少しでよいと思うので家族のために何かをつづけると家族のためにもなりますし、自分のためにもなる思います。

➡合格した後の生活を思い描く

合格した後のイメージをもつと勉強がいやになっても続けることができました。大学生になったらリア充Lifeが待っていることをこのころは思い描いていました。「可愛い恋人がいて、バイトも家庭教師で稼いで、お酒も好きなだけ飲んで、大学生になったら遊ぶぞー!!」って感じです。現実は入ってから知ればいいことなので自分が理想とするキャンパスライフを存分に思い描いて勉強のモチベーションに変えることをおすすめします。

➡見返してやるという気持ちを持つ

浪人してるときは大学生がうらやましいです。推薦なんかで合格した友達とかにはほんとに嫉妬の感情しかありませんでした。しかし、自分はほんとうに行きたいところにいって笑っている奴らを見返してやると思っていました。かなり時間はかかってしまいましたがこの見返してやるっていう信念を持ち続けることは大事だったなと思います。

➡週末に息抜きをする

3浪目は週1で息抜きしてました。ぼくが通っていた予備校は日曜日はいつもより早く閉まってしまう予備校でした。だから、日曜日だけ朝9時から夕方5時まで勉強したあとランニングなどをしてリフレッシュしていました。毎日勉強だけしててもマンネリ化しちゃいます。週1くらい息抜きしておくと勉強を継続してがんばれると思います。

浪人のすすめ

最後に、ぼくは浪人することをおすすめします。何いってんだと思われるかもしれませんが本気です。というのもぼく自身が浪人することによって成長できたと感じているからです。浪人することで社会的に最底辺に行くことになるので弱い人の気持ちが分かります。自分とも向き合ういい機会になります。

ぼくは浪人するまではいつもピリピリした雰囲気をだしていて妹が近づけないほどでした。また、親がご飯を作ったり、洗濯してくれることが当たり前と感じていました。すこしでも気に食わないことがあれば親に当たっていました。そんなぼくですが現在、部活の同期からは「絶対に怒らないよね」と言われています。また親の結婚記念日などには温泉旅行なんかをプレゼントしています。浪人したおかげで成長できたと思います。

浪人したことで自分は能力的に平均的で天才じゃないと気付きました。しかし、努力し続けることができることは強みだなと思いました。

また、周りの支えがいつもあったことにも気づけました。浪人中はつらいかもしれませんが浪人してない人には経験できないことを経験して一回り成長してから大学に入れると考えると浪人は悪いものではないと思います。つらいと思いますが大学生活楽しいです!楽しいことをたくさん想像してがんばろう!!