医学部に合格した人の実際の1日のスケジュールって気になりますよね?
3年間の浪人を経験して旧帝大学医学部医学科に合格できました。
3年目でなぜ、合格することができたのかを実際のスケジュールを解説していきます。
どれくらい勉強したら医学部に合格できるのかな?
1日のスケジュールは?【医学部に合格した3浪目のタイムスケジュール】
グラフをより細かく説明していきます。
前提として、僕は家で勉強できないタイプでした。
したがって予備校が9時にあいて、22時に閉まるのに合わせて生活リズムを作っていました。
朝は7時くらいに起きる日が多かったです。睡眠時間は、大切なので最低6時間は寝るように心がけていました。
予備校は9時30分から開くのですが、裏口から9時ころに入って、勉強することを許されていました。
東進衛星予備校に通っていたのですがチューターのかたには、ほんとに感謝しています。
お昼の12時~12時30分の時間にNHKのラジオを必ず聞いていました。
その後、予備校が閉まる22時まで勉強して、家に帰って、ご飯食べて、少し休憩して寝るという生活でした。
日曜日は、予備校が17時にはしまってしまうこともあり、その後は近くの図書館で閉館の20時まで勉強してました。
いつもより家にいる時間が2時間長かったので、そのぶん日曜日は自由時間に当てていました。
基本的に浪人生は休日がないです。しかし、大学生になったら休憩時間はたくさんあります。
夏休み、春休みは2ヶ月もあるのでぜひ、1年がんばって大学生になってください。
浪人して医学部に合格したときの時期ごとの勉強スケジュール
3月
3月はなにも勉強していませんでした。毎日、アニメやマンガを部屋に閉じこもって見ていました。
3浪する人間は周りにいなかったのでとても孤独でした。
4~6月
二次試験の科目は、2年間の浪人でたくさん勉強してきていたので国語と地理で絶対にこけない実力をつけようと決めていました。
したがって、勉強のスケジュールは↓↓のようにしていました。
9:00~12:00【国語】
12:00~12:30【リスニング】
12:30~14:00【国語】
14:00~15:00【地理】
15:00~21:30【数・理・英】
21:30~22:00【リスニング(速単)】
国語は記述をやりまくっていました。それでも安定はまだしていませんでした。
国語と地理にこれだけ時間を使っても「数・理・英」を7時間くらい勉強できるので、問題ないかなと思っていました。
経験から、浪人中は、得意科目より、伸びしろが大きい苦手科目を早めに潰すと心が安定します。
7~8月
夏も基本的には、たんたんと同じスケジュールをこなしていました。
9:00~12:00【国語】
12:00~12:30【リスニング】
12:30~14:00【国語】
14:00~15:00【地理】
15:00~21:30【数・理・英】
21:30~22:00【リスニング(速単)】
少し変わったことは、国語にかなり時間を割いていたのにも関わらず、理系科目や英語の成績も上がっていたことです。文章の読解力が上がったのだと思います・
あと、受験サプリを6~7月ころから見始めました。英語と化学は、今までうけてきた授業の中で1番わかりやすかったです。
9~11月
この時期は模試が多かったです。模試の次の日は、まず模試の復習をしていました。
その後は2次試験の科目を対策していました。
9:00~12:00【模試の復習】
12:00~12:30【リスニング】
12:30~15:00【模試の復習】
15:00~21:30【数・理・英】
21:30~22:00【リスニング(速単)】
国語と地理の時間が模試の復習になる日が多かったです。
数・理・英に関しては、まだセンター対策はしていませんでした。
僕は、まだどこの大学の医学部を受けるが決めていなかったので、色々な大学の赤本を3~5年分解いていました。
このとき、もちろん時間を計測してました。
12月~1月センターまで
12月になって、さすがにセンター試験の対策をやり始めました。
自分で、一日で全科目をやるスケジュールを立てて、余った時間は復習という感じでやっていました。
9:00~9:50【地理】
10:00~11:20【国語】
11:30~12:50【英語】
13:00~13;30【休憩】
13:30~14:00【リスニング】
14:00~14:50【数学ⅠA】
15:00~15:50【数学ⅡB】
16:00~17:40【物理・化学】
17:40~21:30【丸付け+復習】
21:30~22:00【リスニング(速単)】
こんな漢字で。センターに限らず、2次試験や私立の過去問をやるときは、自分でスケジュールを立ててすすめると強制的にやることになるのでおすすめです。
1月センター終了後~受験終了
私立の医学部を複数受けていて、1次試験受かったら2次試験の面接も受けなければいけませんでした。移動にだいぶ時間を取られました。
決まったルーティンはありませんでした。
移動などがない日は基本的には、2次試験、私立の大学の過去問を時間を計測して解いていました。
9:00~17:00【過去問】
17:00~21:30【復習】
21:30~22:00【リスニング(速単)】
二次試験終わったのに、リスニングをしているのは、英語の読むスピードを落とさないためです。速単上級編の難しい単語を忘れないためにやっていました。
まとめ【合格するために大切だったこととは?】
医学部に合格するまではとても辛く険しい道のりがあります。
毎日、同じ生活リズムでたんたんと勉強をこなしていくという地味な作業がとても重要になってきます。
合格するために重要だったことは、継続する力でした。
つらいときはすこし休んで、それでも継続だけは辞めないでください。そしたらきっと、合格をつかみとれます!