【書評・要約】1%の努力:無理しなくて良いことがわかる本

「ひろゆき」ってひと知ってますか?

めちゃくちゃ簡単にいうと「2ちゃんねる」を開設した人です。

「2ちゃん」の開設者と聞いただけでこの人やばそうですよね。

「1%の努力」を読んで想像どおりやばい思考をもっているなと思いました。しかし、そのやばい思考方法は人を傷つけたり、人に迷惑を書ける思考ではありません。

人生で無理せずうまくいきていくためにはとても大切な思考法です。

その思考の本質部分を見ていきましょう。

ひろゆきさん、ご本人に応援していただきました!

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「99%の努力と1%のひらめき」というエジソンの言葉への誤解

「99%の努力と1%のひらめき」という言葉を皆さん知っていますよね。

「努力が1番大切で、ひらめきによる成果なんて大したことはない」と思っていませんか?

実は本当の意味は「1%のひらめきがなければ、99%の努力はムダになる」という意味なのです。

僕は、信じられなくてググりました。

信じられない人は見てみてください。→「天才に必要な、「99%の努力と1%のひらめき」のひらめきの正体とは?」

ひろゆきさんはこの言葉に共感していて、努力のほとんどは無意味だという考えをもっています。つまり、1%だけ努力をすればいいという考えです。

それには理由があります。

東大生の親の6割の年収は950万円以上であること、親の年収が450万円未満の東大生は1割しかいないこと。

イタリアのフィレンツェの納税記録は600年前から残っている。その調査によると、600年前に富裕層だった家系は2011年になっても富裕層のままだったこと。

学業の成績は、親からの遺伝が60%くらい影響すると言われていること。

芸能の職業では、顔やスタイルが大事だがそれらは遺伝で決まること。

音楽の才能は9割ほどが遺伝子で決まると言われていること。

このように努力では解決できない問題は多いのです。

しかし、ひろゆきさんは

それらを分けた上で、「それでも変えられる部分」を考えなくてはいけない。

といっています。

ここで、ひろゆきさんの子供時代を見ていきましょう。↓

ひろゆきの子供のころの環境【いまでも月5万で暮らせる理由とは】

ひろゆきさんは赤羽という東京の北側のエリアで育ちました。

そこは、朝から商店街でお酒を飲んでいる人が多く、それを街全体が許容している庶民的な街です。

そして、周りには生活保護の大人が多かったのです。

働かないで生活保護で生活している人、ニート、うつ病、子ども部屋おじさんが当たり前にいる環境で育ったのです。

また、団地に住んでいると、共働きで収入が増えると、それに応じて家賃が増えます。その家賃の上昇を避けるために離婚届けをだして家賃を安く維持することが普通だったのです。

このエピソードから人によって「ヤバい」の基準が違うことがわかります。

「上司に怒られる、無職になる、借金を背負う、家を失う」ということをひろゆきさんのようにわりと普通のこと、と考えることができる人がいるのです。

僕は3浪したときうつになって「死にてー」とか思っていたとき、この話を聞くことができていたらもう少し心が楽だったかなと感じました。

つぎ、何かにつまずくことがあったらこの本を読み直そうと思ってます。

「この壺は満杯か?」ネット上で有名なある大学教授の話

この話はググれば出てきます。知っている人もいると思いますが、ここに引用しておきます。

ある大学でこんな授業があったという。

「クイズの時間だ」教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇に置いた。その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい。」と答えた。

「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。

そして砂利を壺の中に流し込み、壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。そしてもう一度聞いた。

「この壺は満杯か?」学生は答えられない。

一人の生徒が「多分違うだろう。」と答えた。

教授は「そうだ。」と笑い、今度は教壇の陰から、砂の入ったバケツを取り出した。

それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。

「この壺はこれでいっぱいになったか?」

学生は声を揃えて、「いいえ。」と答えた。

教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。彼は学生に最後の質問を投げかける。

「僕が何を言いたいのかわかるだろうか。」

一人の学生が手を挙げた。

「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすれば、いつでも予定を詰め込む事は可能だということです」

「それは違う。」と教授は言った。

「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎり、それが入る余地は、その後二度とないという事なんだ。」

「君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう。」

と教授は話し始める。

「それは、仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり…。

ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。

それを最初に壺の中に入れなさい。さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。

もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。

そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果、それ自体失うだろう。」

 

この話をきいたとき、よくある思考だけどとっても大事な思考だよな、と改めて自分の人生で大切なことを考えました。

「自分にとっての『大きな岩』はなんだろう?」

と常に自分に問いかけることは人生のどのステージにおいても必要なことだと思います。

『家庭』『子供』『仕事』『愛する人』『夢』ひとによって大きな岩は違うと思います。

ひろゆきさんは「睡眠」が一番大事みたいです。

僕は「自分の時間」が一番大事です。

ボランティアしたいときはボランティアするし、読書したいときは読書するし、何も得るものがなさそうな飲み会は断る、っていうように「自分の時間」を自分が成長につながると思うことに使うことが今のところ一番大事です。

「世の中、『努力100%』とか言われてるけどそんなわけないよ」って話

ありとあらゆることで「100%自分の実力だ」と言えることは、実は少ない。

遺伝子か、環境か。

先天的か、後天的か。

この文章に書かれていることは、僕が生きてきた中でだれにも教わらなかった考え方でした。

すごい納得しました。僕は、医学部にかよっています。僕の親はサラリーマンですが、周りには親が医者という人が多いです。

おそらく、文学部や工学部などの他の学部の数倍、親が医者という生徒が多いと思います。

もちろん、親が医者なら100%子供も医者になるわけではないですが「ある程度」の相関はあると思います。

なぜなら、親や親戚は子どもが医者になることをなんとなく望んでいます。そして、子どもも、幼いころから意識します。

結果として医学部を志望しやすくなるのです。

環境や遺伝子の影響は少なからずあるのです。「努力100%」バイアスを取り除いて生きていくと生きやすくなりそうです。

まとめ【最後にはすべて笑い話にできる】

日本人は努力することがとても尊いことで、大切なことだと思っている人が多いと思います。

僕もこの本を読むまではそのように思っていました。

3年間の浪人のあいだ毎日10時間以上勉強することは当たり前でした。大学に入ってからは無遅刻無欠席です。休日も朝5~6時に起きて勉強、作業をしています。

こんな僕ですが、たまにどうしても勉強や作業に向き合えない日があります。そういう日は今日は頑張れなかった、だめだめだなと思っちゃっていました。

しかし、これからはもうすこし肩の力を抜いて頑張れない日や時期を乗り越えていけそうです。

 

最後にこの本の大好きな部分を引用せてもらいます。

ツラかったり、しんどい目に遭ったりしたら、頭の中では、
「これ、絶対に後で笑い話になる」
と考えている。

誰しも人生で挫折を経験していますよね。数年たってそのエピソードって笑い話になってませんか?

僕は、3年間の浪人はいまでは誰に話しても笑ってもらえるいいネタです。

ツライことがおきたらこれからは「後でこのツラい話がどれだけ面白い笑い話」になるかな、と考えて生きていこうと思います。

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