こ医学部の勉強についていくことが大変でツライと感じ日々逃げ出してしまいたがったです。
ぼくがどのようにCBTで乗り切ったのか。
また、ぼくの周りのCBTで9割をとった優秀な友人や先輩にも勉強方法を聞きました。
そこで、優秀な人たちの勉強方法についても書きました。CBTで効率よく得点を稼ぎたい人は読んでみてください。
CBTの勉強の方法
時間がない人
部活などで時間がなくてCBTの勉強に時間がかけれない人はQBを徹底しましょう。
QBを4、5周すれば確実に受かります。
頭がいい人なら2~3周で受かります。勉強を始めるとき必ずvol2、vol3から始めてください。なぜここからやるべきかというとここを完璧にすれば68%の問題が得点可能になるからです。
CBTの合格基準は大学ごとに決められています。そして、最低の基準がIRT359という基準です(IRTとはCBTは受験生ごとに受ける問題が違うので問題の難易度まで考慮した成績です。)。
IRT359って言われてもよくわからないですよね。得点率に換算してみると約65%です。
ぶっちゃけ、ぼくの周りでもこのvol2、vol3の得点が高い人は得点率も高かったです。
一方、情弱でvol1から開始してvol1を徹底していてvol1の部分が9割ほど取れていたのに再試にかかった人もいます。
vol2、vol3とは臨床問題です。臓器別疾患(神経系、循環器系など)と全身性疾患(感染症、免疫・アレルギー系など)です。
ここからは本番8割のぼくがどのように勉強したかをvol2、vol3の勉強方法から解説していきます。
vol2、vol3
Vol2、vol3の1周目はどのような問題が出るかを把握するため、CBTによく出る疾患を把握するためにあまり深く調べないでさらっとやりました。
vol2、vol3の2周目はレビューブックも見ながらときました。
レビューブックに書いてないQBの解説部分をレビューブックに書いてレビューブックを自分専用の参考書に育てていきました。
レビューブックはおすすめです。特にマイナー科、産婦人科、小児科はよいと思います。内科・外科は悪くはないのですが少し足りないなという印象を受けました。
vol2、vol3の3周目は間違った問題を中心にやりました。
QB Onlineでは〇△×など問題を解くごとにチェックできるので1周目2周目で△×だったものをやりました。
また、3周くらいすると自分が苦手な部分が分かってきます。苦手だなと思った部分はQ-Assistが無料期間だったので見ました。
vol2、vol3の4,5周目間違った問題をシャッフルしてやりました。これでvol2、vol3の問題は大体解けるようになりました。
vol1
vol1はvol2、vol3の3周目が終了してから1周目を開始しました。
医療倫理などは常識で解ける問題もあるのですが医学一般、いわゆる基礎である生理、生化、薬理などは難しいです。
ちなみにこの医学一般の部分からの出題は20%と高いです。
vol1の1周目はvol2、vol3と同じようにさらっとやりました。
2周目はvol2、3の4周目と同時にやっていきました。
2周目は間違った問題に絞って問題を解きました。そしてQBの解説がしっかりしているのでノートにまとめながら進めました。あと、1,2年生のときの大学の講義資料を見直したりしました。
3周目は間違った問題だけをシャッフルしました。これで大体解けるようになりました。しかし、発生や生化学など一部の分野は最後まで完璧にはできませんでした。臨床問題で稼げば落ちないでしょって思っていました(笑)
vol4
vol4はクイズ感覚でできるので面白いなと思っていました。
しかし、vol2、vol3の知識がないときついです。
ぼくはvol2、vol3を4周くらいしてから取り組みました。最初は全然わかりませんでした。臨床やったのに全然できないじゃんと思い1周目を終えました。
2周目はvol4の1周目で、代表的な疾患しか出ないことを把握できたので解けるようになっていました。
間違った問題のみを2周目からシャッフルしてやりました。シャッフルしないとどの分野の問題かわかってしまうので2周目でシャッフルしていいと思います。
vol5
vol5はいわゆる去年初めて出題された新作問題です。
採点除外問題も含まれているため時間がなければやらなくてもよいと思います。ぼくは時間があったので全体の復習のために1周かるくやっておきました。
時間がある人
時間に余裕があるという人はQ-Assstやmedu4などを受けて良いと思います。
CBTだけではなく国家試験の勉強にもなります。それぞれの疾患について深く勉強できるのでしっかりと講義を受ければCBTが余裕になるみたいです。
CBT9割の友人の勉強法
授業中、後ろの席でイヤホンしてQ-Assistを毎日受けていた友達がいました。
その友人はCBT本番93%でした。モラル的にどうなんだよって思う方もいるかもしれませんが大学の授業よりも大手の会社の講師のほうが圧倒的にわかりやすいです。
Q-Assistが無料でした。そこで、ぼくも苦手分野をCBT前に受けましたが初めて授業をみたとき感動しました。
大学の授業受けてた時間もったいなかったな(´;ω;`)と思ってしまうほどでした。早い段階で体験版などの無料のやつでよいので見てみることをお勧めします。
いつから勉強を開始するのが良いの?
これについては早ければ早いほうが良いに決まっています。
しかし、医学生というのは部活、バイト、飲み会などに費やさなければならない時間が多く、勉強できる時間は限られていますよね(笑)。
ここでは大学入学後無遅刻無欠席、でも、成績は平均しかとれない3浪医学部生であるぼくのことを書きます。
部活に打ち込んでいて、勉強する時間がなくても医学部のテストを乗り切っている友達の勉強法を解説していきます。
凡人
ぼくはCBTの10ヶ月くらい前から勉強をはじめました。
先輩からQBのvol1~vol4の冊子をもらい長期休暇などみんなが遊んでいる間にコツコツはじめていました。
大学受験で何度も失敗を経験していました。さらに医学部で周りの人より自分が能力的に劣っていると感じることが多かったです。そのためかなり早めに始めていました。
ぼくの結果は8割弱で学年で平均くらいの順位でした。
CBT直前はQBについてくる模試、テコム、メックの模試も全部受け終わっていてQBも5~6周していてやるだけやったなという感じでした。
大学の授業も無遅刻無欠席で再試もなしでどうにかやってきていたのでもう少し点数を取れると思っていましたが凡人にはこれが限界でしたw。
凡人でも75%くらいでよいと考えている人は5~6カ月前から始めても間に合うと思います。
効率が悪くない人
ぼくの先輩や同期で効率の良い人は「vol4は1周も終わらなかった」とか「vol1は1周しかしなかった」とかいう人もいます。
それで80%とか85%とかとってます。こういう人はぼくの周りでひとり、ふたりではなく結構たくさんいます。
しかし、ここで勘違いしてほしくないのはこういう人でも聞いてみるとvol2、vol3は3周くらいはしています。
部活やイベントなどのせいで3週間前くらいからしか勉強に集中できてない人もいましたが受かってました。
効率の良い人は3~4週間で受かっちゃいます。しかし、この期間最後の追い上げで1日14~15時間勉強している人もいるみたいです。
したがって、この追い上げをすることができそうな人だけにしたほうがいいと思います。
ぼくの同期の入学試験で首席だった人は1週間前から勉強を始めたみたいですがさすがに再試になっていました(;’∀’)。
CBTの合否結果の発表から再試まで2週間くらいしかなかったのに、再試で通してきたときはさすが天才だなと思ってしまいましたが…。
自分は追い込まれてからが勝負だとおもっている人もせめて3~4週間前から本気でやると良いと思います。vol2、vol3から手を付けるのがおすすめです。
まとめ
僕は4年生のとき部活の幹部やバイトをしていました。
また、天才でもなく勉強が得意というわけでもないです。
ただ真面目で不安症なのでかなり早くに始めました。ぼくより早くにCBTの勉強を開始したという人はほぼいませんでした。
したがって、10ヶ月前くらいからスタートすればかなり余裕だと思います。1年以上余裕あったり、いま、10ヶ月前くらいでバイトや部活をやってない人は国試対策も兼ねてQ-Assistやmedu4やっておくとよいと思います。
CBT後の実習や国家試験も楽に乗り切れると思います。
ギリギリまで他のことに取り組みたい人でも1カ月前くらいからは本気で取り組み始めると合格できると思います。(ぼくは効率悪いので1カ月前スタートだったら絶対落ちてますがw)
確実に言えることとしてはvol2、vol3を徹底的にやることが大事、QBさえ完璧にすれば確実に合格はできるということです。
医学部の勉強は量が多くて大変でくじけそうになることもあると思いますがどうにか乗り切っていきましょう!!
2019年度版ですがCBTの基本情報はここが分かりやすいです↓