高校生や浪人生の中で、いままで何か頑張ったことがある。といい切れる人は少ないと思います。
いままで中途半端にしかものごとに挑戦できていない高校生からメッセージをもらいました。
僕自身も医学部に合格するまで何かをやり抜くことができた。という経験はなかったので気持ちが分かるなと感じました。
そこで、人生が勉強で変えることができることを解説し、もらったメッセージに答えていきます。
勉強することでなにかいいことあるのかな?
勉強で人生が変わる理由
自分がやりたい仕事をできる
勉強することで、将来、やりたい仕事を選択できる可能性があがります。
なぜなら、医学部など勉強を頑張らないと入れない学部がある。高学歴の人のほうが低学歴の人よりも就職しやすいからです。
もちろん、低学歴でも優秀な人はいると思います。しかし、高学歴な人は、その大学に入るための努力を人一倍しているという実績があります。
医学部に入る人は、どうしても医師という仕事をしたいから勉強を頑張った。という人が多いです。僕自身も、毎日最低でも10時間は勉強していました。
将来なにに役立つかわからない科目の勉強もあります。
しかし、将来つく職業を選択するうえでも勉強をしておいて損はありません。
人生で付き合っていく人が変わる
勉強をすることで、人生で付き合っていく人が変わります。
勉強をして大学に入学すると日常的につるむのは入学した大学の大学生です。就職したら、日常的に関わりを持つのは、職場の人間です。
つまり、勉強して、レベルの高い大学や、高学歴の人が多い職場に行けば、頭のいい人と関わる機会が多くなります。
僕は、医学部に入ってから、医学生と関わる機会が多く、いろいろな刺激を受けています。
勉強の面はもちろんのこと、実習や新しいことへの挑戦をしている人も多いので面白いです。
勉強をしている人のほうが、知識が多く、物事へ挑戦する機会も多いです。
いろいろなことに挑戦したり、刺激を受ける人と関わっていくためにも、勉強はしたほうがいいです。
努力のやり方を学ぶことができる
あまり好きでもない勉強を頑張ることで努力するとはどういうことかを経験することができます。
勉強がすべてではない。と言われることがあります。
しかし、ビジネスやお笑い、エンタメで成功している人は、その分野の勉強をしています。そして、いきなり成功を掴むことはできないのでコツコツ努力をしています。
どの分野でも、成功するためには、どこかで努力をする必要があります。
なりたい職業がある、やりたいことがある、成功したいなどの願望がなければ努力は必要ないです。
しかし、行きたい大学がある、行きたい学部がある、働きたい就職先がある、などの目標がある場合は、努力は必要になります。
大学に入るために勉強をしておくことは、なにかで努力しなければいけないときの良い経験になります。
医学部に入って人生を変えた方法
医学部に全然届かなかった高校時代
僕自身、高校のとき、部活や勉強をしてはいました。しかし、しっかり向き合って本気でやっていたかというとそうではありません。
サッカー部では、部員に練習靴をボロボロにされたりもしました。
その結果、大会などにすら行かないでさぼったこともあります。勉強面では、テストから逃げて、テストをさぼったこともあります。
このように高校時代は、嫌なことから逃げてばかりいました。また、都合が悪いことがあるとすぐに親や周りの人のせいにしていました。
高校現役時代の偏差値は50に届いていませんでした。しかし、小さい頃から憧れていた医学部に入るために浪人することを親にお願いしました。
どうにか許してもらい医学部を目指すことができました。
旧帝大学医学部に合格した【→人生の変化】
3年間浪人をしてしまいましたが、旧帝大学医学部に合格できました。受験、医学部への合格は、僕自身の人生を変えたなと感じています。
受験勉強、浪人をとおして、誠実に自分に向き合うことができました。
毎日10時間以上勉強したことは、努力を人より継続できる自信につながりました。
旧帝大医学部への合格は、死ぬ気でやればたいていのことは乗り越えることができるという経験になりました。
医学部という自分より優秀な人しかいない環境で、どうやって試験を乗り越えるかを学べています。
親も親戚も大学にいかないのが当たり前という家庭に育ちました。だからといって、周りの環境に流されることはありませんでした。
受験、浪人、合格を通して高校生までの自分から成長できました。親や、周りの支えにも本当に感謝できるようになりました。
その結果、医学部に合格し、それまでの人のせいにする人生ではなくなりました。自分と誠実に向き合うことができる人生に変わりました。
まとめ【努力する経験は人生を変える】
僕が高校1年生の方からもらったコメントは、以下のようなものでした。
突然コメントしてしまい申し訳ございません。
現在高校一年のものです。
僕は今まで何か努力を続けたことがありません。習っていたサッカーも、部活のバスケも、勉強も全て中途半端で今に至ります。
そんな何もかもが中途半端な自分に嫌気が差し、勉強ぐらい本気でやってみようと思い、勉強法などについて情報収集を始めました。
調べていく中で、小さい頃夢だった医学部に興味を持ち始めました。そして特に北大医学部に興味が湧きました。
そんな時にザッキーさんのブログと出会いました。
ザッキーさんのストーリーを知り、僕にもできるのではないかという謎の自信が湧いてきました。
ザッキーさんの現役時代の失敗は参考書選びができていなかったということ。
だから僕は北大医学部に合格した人がどんな参考書を使っていたのか片っ端から調べました。
そして後は勉強するだけ。しかし案の定、勉強習慣のついていない偏差値45程度の奴が急に勉強を続けられるわけもなく、スマホをいじってしまったりしてしまいました。
そこで僕は決心しました。勉強の妨げとなっているスマホは受験が終わるまで親に預けると。
だからこのコメントを書き終わったらすぐに親に預けたいと思います。
ザッキーさん、僕にやる気を与えてくださり、ありがとうございました。
絶対に北大医学部に合格したいと思います。そして合格したら、またコメントさせていただきたいと思います。
ザッキーさんに良い報告ができるように努力していきます。
長文失礼いたしました。
高校1年生のタイミングで自分の弱さと向き合って、勉強することを決意することすごいと思いました。偏差値45からでも北大医学部を目指すことは可能です。
勉強中心の生活はラクなものではないと思います。しかし、勉強をやりきれば、学力以外の面でも成長することができます。
睡眠時間を削ったり、いきなり一日だけ12〜13時間勉強すると燃え尽きてしまう可能性があります。睡眠を大切にして、長く継続することを意識して頑張って欲しいです。
勉強以外に取り組んでいる人はその分野で努力して成果を上げることは、素晴らしいことです。
しかし、いまの段階で何をすればいいかわからない人はとりあえず勉強を通して努力してみるのは一つの選択肢だと思います。
なにかに本気で取り組んだことがなかったり、達成したことがない人は、一緒にがんばりましょう!