医学部の部活は本当に慎重に選びましょう。
やばいエピソードを何個か挙げておきます。
このエピソードを聞いただけでも怖くなったと思います。それくらい慎重に選ばなければならないのです。
でも、もちろん良い部活もあるので解説していきます
新入生が新歓で質問しておくべきこと
一番大事な質問
新入生が新入生歓迎会(新歓)に行ったら必ず質問しておくべきことがあります。
それは、
『留年している先輩っているんですか?』
です。
いや、聞きにくいと思う人もいるかもしれませんが留年している本人も結構ネタにしてたりするので大丈夫です。
それに新入生に部活に入ってほしいので部活を決定していない新入生は神のように扱われます。
僕は新歓で行ったすべての部活で留年者数を聞きました。しかし、怒る先輩はいませんでした。
むしろ留年している人をいつものノリでいじっている感じでした(笑)
留年者数はその部活にどのような人が集まるかの1つの指標となります。
・部活がきつくても留年者が0だったら先輩たちが真面目で優秀だからテスト前とか助けてくれる。
などが分かります。
留年している人は多くの人が下の学年になじめていません。
留年するかしないかは医学部のせまいコミュニティーの中ではかなり大事なことなのでここはしっかり確認しておきましょう。
つぎに大事な質問
次に大事な質問として
があります。この質問はみんなすると思いますが、質問の仕方がとても重要です。
質問の仕方を間違えると失敗する可能性もあるのでしっかり聞きましょう。
「週4だよ」と言われたとします。
すると新入生は週4で残りの1週間の残りの3日は1年を通して部活がないんだなと思う人もいます。
しかし、違います。
医学部の部活には東医体、西医体、北医体など大きい大会があります。このような大会のときはもちろん「遠征+宿泊」です。
そして、大会前などに練習試合をする部活があります。週4とか言っておきながら大会の前の1カ月~2カ月は土日も部活をすることになり、週6~7という部活もあります。
週何回の部活か聞くときは、大会前の部活の頻度と遠征の回数をしっかり聞きましょう。
最初にどれくらいかかるかしっかりと聞いておきましょう。
このとき部費を聞くだけでは足りません。部活によっては冬のシーズンは毎週遠征など、春は遠征がほぼないのにあるシーズンに力を入れて活動している部活もあります。
遠征が多い部活は場合によっては1年で50~100万円かかるみたいなのでしっかり調査しておきましょう。
最初に聞いていたよりお金がかかって、お金が払えなくてやめたという人も同期にいます。
良い部活・サークルとは
ここで定義する「良い部活・サークル」とは部活やサークル以外のことにも無理なく取り組める部活やサークルです。
どうしてもやりたいスポーツがあってそれを本気でやりたい、という人はその部活に入部して全力で取り組むのも学生生活を楽しむ一つの方法だと思います。
大学生だしバイト、勉強、恋愛、読書、趣味などもやりたいという人はここで定義する
「良い部活・サークル」
に入部することをお勧めします。
まず、個人競技の部活に入りましょう。
団体競技でレギュラーになってしまったら大会など休みたいと思っても休めませんよね。
僕は陸上部に入っていますが大会も出たいのだけに出て応援も予定がないときに行っています。
このような考えの部活は各大学に何個かあると思うのでしっかり探しましょう。
個人競技のいいところは練習量も自分で決めれるところです。
テスト前は部活は最低限の練習で、大会前の1~2カ月は自主練もするなどメリハリをつけることができます。
そして、週3回以下の部活をお勧めします。週4回以上の部活はガチなところが多いですし、勉強と部活だけで1週間が終わっている人が多いです。
大会前は練習試合など、練習量も増えて週5とかになる危険性もあります。多くても週3回で用事があったり、テスト前は休ませてくれる部活をお勧めします。
部活に所属しなくても過去問などは手に入る?
結論から言うと部活に所属しなくても過去問は手に入ります。
大学によっては過去問を配布する「~大学医学部過去問」のサイトがあります。
それに、同期からもらえばいいだけです。
毎日同じメンバーで授業を受けます。実習もあります。学部に1人も友人がいないという人はいないので誰でも過去問は手に入ります。
しかし、僕は先輩と直接コミュニケーションをとることによって得られる情報も多いと思います。したがって、緩い部活やサークルに所属しておくことをおすすめします。
まとめ
自分が理想とする大学生活に合わせてしっかり部活の調査はしておきましょう。
僕はテストより部活の大会優先することが正しいという価値観をもっていません。
このため、本気でやりたい時期や本気でやりたい人は自主的に本気でできる部活に入りました。
こういう良い部活には人も集まって、僕が所属する部活は100人くらいの団体になっています。(歯学部や看護などの医療系の学部と一緒にやっている部活です。)
幹部のときは大変でした。しかし、上の学年になっても気分転換に行きたいときに行ける部活はとてもいいものです。
部活を本気でやって楽しんでいる人がいる一方、部活がきつくて苦しんでいる人をたくさん見てきたので部活を選ぶ際の参考にしてもらえたらうれしいです。