医学部でiPadを活用するべき理由【容量は?サイズは?スペックは?】

医学生

医学部の勉強でiPadを活用している人が多いです。

しかし、まだ学年が下だとなぜiPad が必要になってくるのか分かりにくいと思います。

僕自身は、現在、医学部5年生です。実習や卒業試験を経験し、国家試験の勉強をやり始めてiPadは必須だなと感じるようになりました。

そこで、なぜ医学部に入ったらiPadを買っておいたほうがいいのかを解説します。

また、どのiPadが自分に合っているかも解説します。

医学部の先輩たちはiPadをどんなふうに活用しているんだろう?

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医学部に入ったらiPadが必要な理由

医学部ではPDFでの勉強が基本となる

医学部での勉強は、PDFでの勉強が基本となりつつあります。

なぜなら、講義資料がPDFで配布される。CBT、国家試験の講義のテキストはPDFでの配布。というのが現状だからです。

僕の周りの医学生でiPadを所持しないで、国家試験の勉強をしている人はいません。

それくらい、医学部の勉強をするときにiPadは必要になります。

例えば、国家試験の勉強をするときに、iPad を使用しないとすると、テキスト、教科書を10〜20冊持ち歩くことになります。色々な科を同時に勉強したいとき、現実的ではありません。

じゃあ、国家試験の勉強を始める直前に買えば良いのかというとそういうわけでもありません。

国家試験の前に、4年生でCBTという試験があります。その時点でiPadを活用して勉強できるようになっているかいないかで勉強効率に差が出てきてしまいます。

教科書をすべてiPadに入れてすぐに検索をできる人と、何冊もの教科書を持ち歩き、どこにかいているか調べるのにかかる時間の差が大きいからです。

CBTや国家試験の前からiPadを使いこなせるようになっておくという意味でも、早めにiPadを手に入れおくことをおすすめします。

医学生の9割が使うCBT・国家試験の問題集はオンライン問題集

医学生の90%以上の人が、CBT、国家試験の勉強のために買う問題集があります。それが、クエスチョン・バンク(QB)です。

QBはCBTでは、全てオンラインになっており、紙の問題集は販売していません。また、国家試験は紙のQBを買うとオンラインのQBもすべて使うことができるようになります。

国家試験のQBは、紙だと辞書7冊ほどの厚さがあります。すべて持ち歩くことは無理がある量です。

また、CBT・国家試験のQBはアプリになっています。問題も解説もすべて、紙と同じです。

また、間違った問題、重要だと思った問題、あたったけど理解できていなかった問題、などに分類できます。そして、問題をシャッフルすることもできます。

持ち歩く労力、データを整理できることなどを考えると、オンラインで勉強することのメリットが大きいです。

早めにiPadを使いこなせるようになって、デジタルでの勉強に慣れておくことが重要になってきます。

実習中にはiPadが大活躍する【∵実習中は放置されがちで空き時間が多い】

医学部の実習は、放置される時間が多いです。

先生たちが患者さんの対応を急にしなければいけないなど、医療現場では予測できないことが起きるからです。

先生たちが患者さんに対応している時間や外来の見学をしている間など、医学生は暇な時間を過ごすことになります。

先生に放置されている時間は、iPadがあることで、充実した勉強時間にすることができます。

国家試験の問題を解いたり、医学書を読んでいることができるからです。スマホで解いたり、読んでいても良いのですが、スマホだと、勉強しているように見えません。

iPadを眺めていると、勉強しているということがわかりやすく、患者さんにもあまり不快感を与えません。

実際、僕は、わからないことがあると実習中iPadで調べます。その際、注意されたことは、1度もありません。

医学部は、勉強、部活、遊び、バイトとただでさえ忙しい人が多いです。時間を無駄にしないためにもiPadは有効活用したほうがいいと思います。

医学生にはどのiPadがおすすめ?

大きさから選ぶ→実習中に使いたいならiPad mini

モデルiPad ProiPad Air 4iPad 8iPad mini 5
サイズ12.91110.910.27.9

シン・スペース様〈https://www.sin-space.com/entry/ipad-recommended〉より引用

実習中にiPadを使いたいという人には、大きさが重要になってきます。

なぜなら、白衣やケーシーのポッケに入らないと実習中に持ち歩くことは難しいからです。

白衣やケーシーに入るiPadはiPad miniです。iPad miniは、実習中もさっと出して、いろいろなことを確認することができます。

Apple Pencilも使用することができるので、ノートもとることができます。実習中に学んだことをiPad miniにメモすることで、国家試験のときなどにすぐに見返すことができます。

iPad miniの欠点としては、画面を2分割にしたときに少し小さいということです。

国家試験の勉強は映像授業を受けて、PDFに書き込むというスタイルで進みます。

映像授業とPDFを1つの画面に写すと小さいなと感じるので、スマホやPCで映像授業を流したいと思う人も出てくると思います。僕は、なれたので、iPad miniだけで授業を受けていますが笑。

実習中にiPadを使いたいという人はiPad miniがおすすめです。

価格から選ぶ|→iPad(第8世代)

Wi-Fi

セルラー

iPad ProiPad Air 4iPad(第8世代)iPad mini 5
サイズ12.91110.910.27.9
32GB34,800円

49,800円

64GB62,800円

77,800円

45,800円

60,800円

128GB104,800円

121,800円

84,800円

101,800円

44,800円

59,800円

256GB115,800円

132,800円

95,800円

112,800円

79,800円

94,800円

62,800円

77,800円

512GB137,800円

154,800円

117,800円

134,800円

1TB159,800円

176,800円

139,800円

156,800円

iPadにとりあえず慣れたいという人は、一番安いiPadの第8世代がいいと思います。

iPad(第7、8世代)を使っている人は、僕の周りの医学生に多いですが、特に不満を言っている人はいません。

勉強したり、ノートをとったりするぶんには十分です。

PDFに書き込んだりして勉強できれば、それでOK。iPadが初めてだから何買えばいいかわからないという人は、iPad(第8世代)を考えてみてください。

機能から選ぶ→iPad Air(第4世代)

Keyboard

モデルiPad ProiPad Air 4iPad 8、iPad Air 3iPad mini 5
Magic Keyboard×
Smart Keyboard Folio×
Smart Keyboard××

Apple Pencil

モデルiPad ProiPad Air 4iPad 8iPad mini 5
Apple Pencil第2世代に対応第1世代に対応
ペンの追従性

CPU

モデルiPad ProiPad Air 4iPad 8iPad mini 5
ディスプレイ12.91110.910.27.9
CPUA12ZA14A12
RAM6GB4GB3GB
CPU

シングルコアスコア

1123111515721109
CPU

マルチコアスコア

4700450643462789
GPU

Metal

1209412280126075327
アプリの快適性超高速高速

性能で決めるなら、iPad proかiPad Airの第4世代が良いと思います。

どっちがおすすめかというと、iPad Airです。なぜなら、持ち運びに適したサイズで、Touch IDも使うことができるからです。

いまの時代はマスクしていることも多く、Face IDだけだとストレスを感じることが多いです。

実習先で使ったり、勉強しようとしたらなおさらストレスが大きです。

また、値段もiPad Airのほうが安いです。搭載しているチップもA14Bionicプロセッサを搭載しているため、CPUとNPUの性能はiPad Proを上回っています。

高性能で、間違いないiPadを買いたい。という人は、iPad Air(第4世代)をおすすめします。

まとめ【迷ったらiPad(第8世代)を使ってみよう】

医学部に入ったら、iPadを持っているか、持っていないかで勉強の効率に大きな差が出てきます。

早めに使いこなせるようになれば、なるほど、多くのテストを効率よく乗り切ることができます。

もし、どのiPadを買えばいいか迷ってしまっている場合は、iPad(第8世代)を買っておけば、間違いないと思います。

一番、低価格ですが、PDF、オンラインの勉強で困ることはないからです。

iPadを使った勉強で効率的にテストを乗り切っていきましょう!