大学受験の模試の復習法を模試採点者が解説【2020年最新版】

受験・勉強法

模試の復習ってめんどうですよね?

僕は、3年間の浪人を経験して、最終的に旧帝大学医学部に合格することができました。そして、大学に入学後は全統記述模試の数学の採点をやっています。

3浪目に40回以上模試を受けた経験と、2年間採点者をしている経験を活かして、模試の効果的な復習方法について解説します。

模試の復習ってどうやれば良いんだろう?

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大学受験の模試の復習方法

大学受験の模試の復習方法【全教科に共通していること】

模試を受けた当日、もしくは、次の日には必ず丸付けをしましょう。記述だと、正確には覚えきれてないと思いますが、必ず当日、遅くても次の日には自己採点をしてください。

なぜすぐに、復習しなければいけないかというと、成績が返却されるときには模試の内容を忘れているからです。1ヶ月も前に解いた問題を覚えている人は少ないです。したがって、1~2ヶ月後に成績表が返却されるとき、模試の復習がめんどうくさくなり、結局やらないことになるからです。模試は、当日、もしくは次の日には復習しましょう。

大学受験の模試の復習方法【国語】

現代文

現代文は、自分がどの部分を見て、回答を選択したか、記述したかを把握してください。そして、正答を確かめて自分の回答の根拠と正答が当たっているかを解説を読んで確かめてください。

古文・漢文

古文・漢文は、最初に訳と本文を確かめて、自分の解釈と内容が合っていたかを確かめてください。解釈を理解していれば、問題はほとんど解くことができます。

しかし、文法や単語、句形はしっかりと暗記していないと解くことができないません。間違った部分の解説を読んで、自分が使っている参考書に戻って、確かめておくようにしてください。何度も同じ参考書で確かめることで頭に定着させることができます。

大学受験の模試の復習方法【数学】

数学は、マーク模試の復習の場合は、時間が足りなかったのならば時間を無制限にして解き直してみてください。そして、回答解説を読んで理解してください。理解できないところは実際に手を動かして解答を丸写ししてみてください。ただ読むより、何倍も理解できます。

記述の場合は、難しい問題や手をつけなかった問題は復習しなくて良いです。自分が回答した問題で満点を取れなかった部分を中心に復習してください。なぜなら、数学の記述では、どの模試でも7~8割とることができれば、医学部に合格できる判定が出るからです。難しい、残り2~3割の問題は復習する余裕があったら復習しましょう。まずは、自分が手をつけられた問題だけでも完全に理解してください。

大学受験の模試の復習方法【英語】

大学受験の模試の英語は、長文、文法、英作文が主な内容だと思います。

英語長文の復習は「日本語訳と英語を照らし合わせる→自分の解釈が合っていたかを確かめる→それぞれの設問の解説を読む」という流れでやることをおすすめします。
英文法は、間違った問題と同じ分野を自分の参考書で復習しておくと定着します。英作文は、「so ~ that S’ V’」「the same B as A」などの構文をつかわせる日本語だった場合は解説に書いてあるので、自分が典型的な構文を使えていたか復習してください。また、自由英作文の場合は、どのような構成で解答が作られているかを確かめておきましょう。

大学受験の模試の復習方法【化学】

化学は、暗記、計算、ひらめき、の問題に分類することができると思います。

まず、暗記の問題から見ていきましょう。暗記系の問題で、間違った部分は、思い出せなかったのか、それとも、全く知らなかったのかを確かめてください。そして、自分が、普段使っている参考書やノートなどで復習しましょう。使い慣れているものに戻ることで、読み飛ばしてしまっていたのか、ただ正確に知識が定着していなかったのか、がわかります。

計算問題は、間違えていたら、その問題を解説を読んでしっかりと理解しましょう。冠模試や駿台の全国模試ではない限り極端に難しい問題は出ないはずです。模試に出題されるのは基本典型問題なので暗記してしまいましょう。

ひらめきが必要な問題は、有機化学の構造決定で必要な場合があります。しかし、有機化学の基本的な知識をすべて使えるようになっていれば構造は、問題文の条件から1つに決まります。問題集では解けても模試で解けない人は、自分で制限時間を設定して構造決定をする練習をしてください。

大学受験の模試の復習方法【物理】

物理は、間違った部分の解説をしっかり読み込んでください。時間内に解くことができなかった問題の復習は余裕がなかったらしなくて大丈夫です。なぜなら、物理は前半の問題が解けていない場合は後半の問題が解くことができないことが多いからです。まずは、自分が手をつけることはできたけど間違ってしまった、という問題から復習しましょう。

大学受験の模試の復習方法【地理】

地理については、間違った問題の解説を読み込みましょう。このとき、地図帳に解説やポイントをボールペンや付箋をはって、書き込んでいくと、模試で学んだことをすぐに復習できます。

地理が得意な人は間違う問題が少ないので復習は早く終わると思います。しかし、苦手な人は、解説がとてもながいことが多いので時間がかかってしまうと思います。したがって、まず、間違った問題の解説だけでよいのでしっかり読んでください。

全統マーク模試・ 全統記述模試

全統マーク、全統記述模試は、すべての模試の中でもっとも正確に実力を知ることができる模試です。ベネッセの模試のほうが受けている人数は多いかもしれません。しかし、大学受験をしない人も受けていたり、問題も簡単なので判定などはあまり当てにしないほうが良いです。

それに比べて、河合塾の模試は大学入試の問題の標準的な難易度の問題が出題されるので、おすすめです。できれば、Ⅰ年を通して、全部受けましょう。

河合塾冠模試

河合塾の冠模試をほとんどすべて受けました。感想としては、それぞれの大学の過去問より若干難しいというレベルです。受験する人数も多いので、自分の立ち位置が明確になります。ぜひ、受けましょう。

東進センター模試・ 東進難関大模試

東進の記述模試は、有名大模試と難関大模試の2種類があります。自分が目指す大学のレベルによって難易度を選べることは、良いところです。

難関大模試をⅠ年間すべて受けました。感想としては、難しいなという印象です。そのため、点数が6割くらいでも、良い判定がでることがあります。

東進センター模試は、本番の過去問に比べて、解きにくいです。僕は、最終の東進センター模試より、センター試験本番では60点以上点数が伸びました。東進センター模試を受けると点数が取れなくて落ち込むこともあると思いますが、本番の問題が簡単に感じて楽になります。

東進冠模試

東進の冠模試も1年で受けることができるものは、全て受けました。数学の難易度が特に難しいです。11月の東北大模試は得点率5割強で偏差値が90を超えています。問題が難しいので、自分にはまれば、全国トップをねらえます。東進の生徒は模試をいくら受けても年間にかかる模試の代金は変わらないので、どんどん受けてください。

大学合格基礎力判定テスト

東進の大学合格基礎力判定テストは、高校1年生から受けることができるテストです。したがって、このレベルの模試は受ける必要がないと思っている受験生もいるようです。しかし、この意見は間違っています。

僕は旧帝大学医学部に合格した年は、この大学合格基礎力判定テストを1年間すべてうけました。年3回、あるのですが、すべての回で満点どころか、9割にも届きませんでした。基礎力が足りていないことを受けるたびに気づかせてくれました。今年度合格したいと思う人は、受けて、自分の基礎力をしっかりと認識したほうがいいと思います。

まとめ【模試は受けれるだけ受けましょう】

模試の復習は、めんどうくさい作業ですが、やらないと学力はほとんど上がりません。今回紹介した方法で最低限の復習はしてくことをおすすめします。

あと、模試を1年間でどれくらい受ければいいのか気になっている人もいると思います。
→受けれるだけ受けましょう。
自分で自習をしていても、模試を受験しているときほど集中できる人が少ないからです。
さらに、模試を受けることで本番を想定した練習をたくさんできます。模試は、各予備校が全力で作った、最も質の高い問題なので、たくさん受けて合格をつかみとってください!応援しています!