共通テスト(センター)8割を狙う勉強法|63→88%伸ばした方法

大学受験

共通テスト(センター試験)で8割を目指していてもなかなか取れる気がしませんよね?

僕は、土日12時間、平日は授業が終わってから5〜6時間勉強して現役のときセンター試験は63%でした。

しかし、3年間浪人して88%をとり、旧帝大学医学部に合格しました。2年間浪人してようやくセンター試験、8割を超えることができました。正しい勉強方法を知っていたら、もっと早く点数を伸ばせたなと思っています。

効率的に共通テスト(センター試験)で8割まで伸ばす方法を解説します。

共通テストどうやったら8割いけるかな?

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共通テスト(センター試験)で8割とるための具体的な目標を決める

共通テスト(センター試験)で8割とるための具体的な目標を決めておくことが大切です。なぜなら、一人ひとり、得意、苦手な科目があるからです。

また、大学によって、センター試験の科目ごとに点数の配分が違う場合もあります。

例えば、このような目標設定です。

国語140/200
数学180/200
英語160/200
理科185/200
社会65/100
合計720/900

苦手な科目を得意科目で補うという戦略はありだと思います。

しかし、理系だからといって、文系科目をおろそかにする。もしくは、文系だからといって理系科目をおろそかにしないでください。

共通テスト(センター試験)に限らず、90→100にするよりも60→70にするほうがラクです。苦手科目の点数をあげることが大切になります。

共通テスト(センター試験)の勉強を本格的に始めるべき時期

共通テストの勉強を本格的に始めるべき時期は、8-9月がいいです。なぜなら、共通テスト(センター試験)は基礎的な問題が出題されるからです。基礎を固めるのに役立ちます。

共通テストで8割、必要な大学を目指す人は、二次試験のほうが配点が高い人も多いと思います。それでも、共通テストの勉強は早めに始めておいたほうがいいです。

二次試験の勉強だけでは、基礎をおろそかにしがちになるからです。また、8-9月に始めることで、目標に到達するまでにどの程度勉強すればいいかイメージができます。そして、勉強量を調節できます。

直前になってから始めると焦りも生まれてしまい、思うように点数が伸びない可能性もあります。

受験では基礎が大切です。その証拠に、東大は二次試験の配点がセンター試験の10倍なのに合格者は、9割とっています。旧帝大学医学部でも、二次試験のほうが圧倒的に配点が高いのに、合格者はセンター試験9割前後とっています。

二次試験のほうが配点が高いからあとからでいいと思っている人もいると思います。しかし、3年間浪人した経験から、早めに対策を始めるのが合格の秘訣だと思います。

共通テストの各科目の対策

国語

国語の対策は、過去問です。とにかく過去問をやることが大切です。なぜなら、予備校の作る問題と実際の過去問の傾向が違うからです。

模擬試験や問題集を解いていて、駿台の国語はむずかしいな、進研の国語はかんたんで点数とれた。など点数の変動が大きいという経験をしたことがある人も多いと思います。

僕自身、3年間も浪人しているのでマークだけでも30〜40回は模試を受けました。国語は9割取れたと思ったら次の模試で7割になったなど経験しています。そして、河合塾、駿台、東進、進研、センター本番、それぞれ解きやすさが違うと感じていました。

実際に、予備校の先生も各会社ごとに問題の傾向が違うという解説をしています。かなり、有名な参考書があるので紹介します。

また、過去問は赤本ではなく、河合塾の黒本をおすすめします。解説の丁寧さやわかりやすさが違いすぎます。僕は、過去問すべて(20〜30年分)を2周しました。本番は181点でした。現役生は10年を目安に解いてみるといいと思います。

数学

数学も過去問を解くべきです。しかし、センター試験から共通テストに変更するので、問題の出題が変わってきます。

センター試験から共通テストに変更する点として以下のことがあります。

・数学Ⅰ・Aの時間が60分→70分になる
・問題文を会話形式にしてさらに考察が必要な問題を出題する
・より深い考察をする必要がある問題が出題される可能性がある

このような問題の変更点は、正しいと思います。というのも、大学入試センターが試行調査の問題を公開して、変更点を明らかにしているからです。

大学入試センターのホームページにも、試行調査の問題、正解などが掲載されています。

問題を見ると変更点はありますが、教科書の基礎的な問題が問われるという本質は変わりません。それを踏まえた上で新しい形式の問題形式にもなれておくことが大切です。

英語

英語も過去問を解くべきです。英語も、国語と同じで、予備校ごとに多少くせがあるからです。しかし、国語ほどくせがあるわけではないです。過去問で8割はふつうに取れる人は予備校の問題集をやってもいいと思います。

ここで、センター試験から共通テストで変更される点として以下のことがあります。

・リーディング200点→100点の配点になる
・リスニング50点→100点の配点になる
・発音・アクセントがなくなる

これらの変更点について、特に重要になるのは、リスニングだと考えられます。得点も2倍になることから重要視されることがわかります。

リスニングの後半の問題は1回しか読まれないため、しっかりと対策をすることが大切です。

大学入試センターのホームページに、試行調査の問題、正解などが掲載されています。

理科

理科は過去問+予備校の問題集を何度もやって完全に理解することが大切です。1回解いたらもうやらないのではなく、間違った問題を何度もやって満点取れるまで繰り返してください。

大量にやらなくても5回ぶんくらい満点を取れるようになれば本番は8割を超えると思います。

社会

社会は暗記なので、過去問+予備校の問題集でいいと思います。僕は地理でした。地理は、年によってデータが変わるので新しい年、数年分をやるべきと言われるかもしれません。

過去問の問題集をすべて(20〜30年ぶん)解きましたが、データの違いにより間違ったものは10問もありませんでした。過去問の研究をおすすめします。

まとめ【過去問+模試の復習が重要】

共通テストで8割を超えることは、かなりむずかしいです。

僕は、1年間、浪人して10時間以上勉強しても8割にぜんぜん届きませんでした。共通テストの各科目の正しい勉強法を知らなかったのです。

過去問と模試の復習をきちんとやれば8割には届きます。たくさんの量をこなすよりも数年分を完璧にすることを特に意識してください。それが最短の道です。

いろいろな問題集をやらないと焦りが生まれるかもしれませんが、できていないことをできるようにすることが本当に大切です。点数が伸びなくてきついときもあると思いますが最後まで頑張ってください(`・ω・´)ゞ